どうも、毒島です。年末に向けて新型コロナウイルスの感染者がまた増えてきましたね。
今年の冬休みは当然帰省もできないですし、一人で寂しいお正月を過ごすことになりそうです…。
さて、そんな自粛ムードもあり、僕の趣味である映画鑑賞やゲームの時間が最近多くなっているんですけど、実は漫画や小説を読む時間も増えてきました。(仕事しろ!)
そして!最近読み出してハマってしまったのが「BUNGO-ブンゴ-」という漫画です。
もともと野球をしていたこともあり野球漫画は大好きで、昔から何冊も読んでいるんですが、今回この漫画を読んで、野球漫画って設定が一番大事なんじゃないかと感じたので記事にしたいと思います。
目次 (クリックでジャンプ)
BUNGOのどこが面白かったのか。あらすじを簡単に紹介
まず、読んだことがない人に本当に大まかなんですけどあらすじを書きます。
「BUNGO-ブンゴ-」はヤングジャンプで連載されている野球漫画です。2020年12月時点で25巻まで出ています。二宮裕次という方が描いてます。BUNGOが初の長期連載みたいですね。
舞台は静岡の田舎町。主人公は石浜文吾(いしはま ぶんご)という少年で幼い頃から一つのことに異常な執着を持つ子供でした。作中には四六時中金魚を眺めているなんて描写もありました。
何か他のことに目を向けさせようと考えた父親から野球ボールとグラブをもらって壁当てをすることになるのですが、今度はそれにハマってしまい何年も壁当てを続けます。
そんな時に野手で全国選抜にも選ばれるほどの同い年の少年、野田幸雄(のだ ゆきお)に出会います。その出会いをきっかけにブンゴはより強い打者と対戦するためには自分が強くなる必要があることを知り、中学へ入学後ユキオと同じシニアクラブへ入部します。
そこでのレギュラー争いや、全国大会での試合を通して野球の実力を上げていくとともに、人付き合いが苦手だったブンゴが周りとの信頼関係を築いていき、人間的にも成長していくという物語です。
舞台を変えることで他の野球漫画との差別化、それがBUNGOの面白さ
どうでしょうか、僕の書き方にも問題はあると思いますが、これだけではよくあるストーリーだと思いませんか?
ただし、この漫画では中学野球が舞台であるという点で、特徴があります。
目標も、「甲子園優勝」ではなく、「強豪校からの特待生枠を獲得する」ことです。
また、何校からスカウトの話がきているのかという、キャラクターの強さの指標が数値化されているのは分かりやすいですしワクワクさせる要素になっています。
まだ男女で体格差がないので女子選手もいたり
大人の体ではないのでトレーニングは自重まで、など
中学生ならではの話も出てくる所も、他ではない要素ですね。
他の野球漫画では高校野球が舞台となることが多く、その点でBUNGOは読者を新鮮な気持ちで楽しませているんじゃないでしょうか。
多くの野球漫画は高校が舞台。しかし設定やジャンルで差別化
例としてあげれば、「タッチ」や「H2」をはじめとするあだち充作品や、「ドカベン」「ダイヤのエース」「おおきく振りかぶって」「ROOKIES」など挙げたらキリがないですが、ほとんどの野球漫画は高校野球が舞台だと思います。
野球漫画というのは他のスポーツ漫画の中でも作品数の多い漫画であるので、いくら内容が面白くても、何か他の作品との違いをつけるための要素が必要なわけです。
ドカベンなどの初期の野球漫画は「弱小高校に才能のあるキャラが集まり、強豪校を次々に倒して甲子園優勝を目指す」という王道の設定でした。
当然読者としても燃える展開なのですが、王道ストーリーでできることをやり尽くされている現代で、これから連載して王道で勝負するのはなかなか厳しいと思います。
そんな名作野球漫画を後から追い抜くために、最近の漫画は設定やジャンルを一捻り加えているものが多い気がします。
例えば、あだち充作品では野球漫画を題材にしてはいますが、半分はヒロインとの恋愛要素が入っていたり
「ROOKIES」では登場人物を不良にして、教師や仲間との青春がメインで、
「ダイヤのエース」では本格的な野球漫画ですが、主人公がいなくても優勝が狙えそうな強豪校であったりするわけです。
まとめ 野球漫画は何冊読んでも面白い!
野球漫画は現在400作以上もあるらしいです。
これだけの野球漫画が世に出ている中で人気作が出てくるのは野球という面白さや人気以外にも、設定やジャンルを工夫していることがわかりました。
もはや一つのジャンルとは言えないのかなと思います。
野球以外で、例えば「アオアシ」というサッカー漫画では高校の部活ではなく、ユースクラブを舞台にしている点で差別化を図っており、一味違った面白さがありました。
これ本当に野球漫画!?というような漫画もあるので
また、僕の好きな野球漫画を紹介できたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ちなみにぼくは結構漫画を読むので何冊も購入するとかさばってしまうので、漫画は電子書籍で購入することにしています!
スマホさえあれば読みたいときにいつでも読めるのでまだ使ったことがない人は是非使ってみてください!